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噴火初期の活動

キラウエア火山の噴火について、米国地質調査所のハワイ火山観測所が調査した内容は、ホームページで公開されています。
 米国地質調査所 U.S. Geological Survey : USGS と略します
 ハワイ火山観測所 Hawaiian Volcano Observatory : HVO と略します
HVOの観察記録の日報(英語)へのリンク
HVOの写真やビデオを使った観察記録(英語)へのリンク
英語なんて読みたくない!という方のために、観測内容の概要を紹介します。写真はすべて、USGS-HVOのホームページより借用しています。

噴火の始まり


5月2日、Leilani Estatesで地割れが発生しました。この時は、まだ熱や噴気は観測されていませんが、地震は起こっていたようです。
地割れ発生

プゥオオ火口が崩落・山頂で地震が多発

プゥオォからピンク色の噴煙
プゥオォ火口内の溶岩レベルが下がり、火口壁が度々崩落しました。これらの崩落により地震が起こり、5月3日10:31 a.m. HSTにはM5.0の地震が起こっています。また、ピンク色の噴煙も観測されています。
61gと呼ばれていたプゥオォの溶岩流は止まったように見えるそうです。

5月3日夕方 最初の割れ目噴火発生

最初の割れ目噴火
これは夕方5時頃撮影されました。森の中に住宅が点在する Leilani Estates で割れ目噴火が始まりました。この割れ目からの噴火は6時半頃には止まったようです。

次々と割れ目噴火発生


次々と割れ目が開き、水蒸気や溶岩を噴出させています。
地割れの後蒸気が噴出
アァ溶岩が道路にまで押し寄せた
道路にまで溶岩が押し寄せました。

5月8日7:00 p.m. HSTには、14本もの割れ目噴火が観測・記録されています。地図の赤い部分が現在の溶岩流、FIssure8を中心に溶岩を流出されているようです。ですが、まだ幹線道路の130号線と132号線には溶岩は達していません。5月8日19時の噴火記録地図

頂上のハレマウマウクレーターの溶岩湖が低下


ハレマウマウクレーの溶岩が低下
4月末から高いレベルを保っていた頂上のクレーター内の溶岩は、5月2日より沈み始め、膨張していた山体は収縮に転じました。
5月4日頃よりクレーター壁の崩落が始まり、12:46 p.m.にはM6.9の地震を発生させるほどの崩落があったようです。
5月6日には、溶岩湖はクレタ―端から220m下(クレーター底より35m下?)にまで下がってしまいました。

活動初期に起こったことまとめ


・キラウエア火山山頂にたまっていた溶岩のレベルが下がり、火口壁の崩落が始まった
・プゥオォの溶岩レベルも下がり、火口壁が崩落するとともに、溶岩流出が止まった
・イーストリフトゾーン下部(南東部)に溶岩が集まり、割れ目噴火が始まった



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プロフィール

kilauea10

Author:kilauea10
地質が大好きで、最近は火山活動に興味を持っています。
今夢中になっているのが、世界で一番安全な噴火をしているというキラウエア火山。現在の噴火の様子、過去の噴火の様子を残す地形など、皆さんとシェアしたいと思います。

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