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キラウエア火山で青い炎が出現 溶岩でメタンガスが発火?!

キラウエア火山はハワイ島南東部で割れ目噴火をしています。
地面が割れ、その地割れから水蒸気が上がり出し、最終的には溶岩を噴き上げる、というような経緯をたどっています。
5月28日時点で、22もの割れ目が観測されています。
レイラニ エステーツという住宅地の東部やその西側の農場あたりから噴き出した溶岩は、南側に向けて海まで流れ下っています。

赤い溶岩とは対照的な青い炎が出現


キラウエアの青い炎
そんな中、22日の深夜、道路の割れ目から青い炎が上がっているのが見つかりました。
米国地質調査所(USGS)が5月23日に公開した映像(レイラニ エステーツにあるカフカイ通り)へのリンク(注:容量大きいみたいで読み込みにとても時間がかかります) 写真はこの映像の一部
なんとメタンガスが燃えているのです。
地下に存在しているメタンガスが、溶岩によって発火して青い炎を上げて燃えているのです。

メタンって火山でできないよね? なぜ存在しているの?


メタンは1個の炭素原子に4個の水素原子が結合した分子で、火山活動から生まれる化合物ではありません。
では、なぜメタンが存在しているのでしょう?
USGSによると、溶岩が植物や灌木を埋めてしまい、植物の燃焼の副産物(byproduct of burning vegetation)としてメタンガスが生成されたようです。
またUSGSは、溶岩によって加熱されたメタンガスは、燃えるだけでなく、爆発する可能性も指摘しています。
道路のアスファルトにふたをされてしまい空気中に放散できないので、爆発しそうな量のメタンガスがたまっている、ということでしょうか。
なにが起るか予測できないので、溶岩流には近づかないで、とのことですが、この辺りは道路にゲートが設けられ、住民以外は立ち入ることができなくなっています。

火山活動で青い炎って、よく起こる現象なの?


こんなことってあるの?と思い、グーグル先生に「火山 青い炎」をたずねてみました。
インドネシア、ジャワ島のイジェン火山でも、青い炎が見られるようです。
「ブルーファイヤ クレーター」とも呼ばれ、ANAがツアーを設定したこともあるような秘境の観光地。
ですが、こちらで燃えているのは硫黄ガス。
5mもの高さにまで青い炎が上昇したり、液状に凝縮した硫黄ガスが青く燃えながら斜面を下ってゆく様子が見られることもあるそうです。
火山に硫黄は珍しくないので、硫黄が青く燃える火山は、他にもあるかもしれません。

塩酸を含んだ水蒸気雲や、地下のメタンガスが溶岩で燃やされて青い炎を上げたり、と、本当に何が起るか分からないですね。
人的被害が少ないことを祈るばかりです。

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プロフィール

kilauea

Author:kilauea
地質が大好きで、最近は火山活動に興味を持っています。
今夢中になっているのが、世界で一番安全な噴火をしているというキラウエア火山。現在の噴火の様子、過去の噴火の様子を残す地形など、皆さんとシェアしたいと思います。

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